耐えられない!絶対音感が加齢で狂う!?
きのう、20年ぶりに集中してピアノを弾いた。
大学では音楽を専攻していた私、、、
しかし卒業する頃にはすっかりピアノが嫌になっており、卒業と同時にせいせいするとばかりにピアノに触らなくなって早20年。
最近になって無性に弾きたくなり、都内の練習ボックスに入ってみましたよ。
さすがに20年のブランク。
指の筋肉が衰えていてまっっっつたく動かないけど、しかし、恐ろしいもので体はある程度覚えていて、指が鍵盤の正しい位置を押さえようとする。
まるで漫画かなにかで、記憶喪失の人が過去の自分の能力に「俺にこんなことができるなんて…」とか言ってびっくりするシーンのようだった。
こういうやつ↓
が!!
そもそも私、わりと絶対音感ってやつがあったんですが・・・
何度やっても、実際の音よりも半音上がって聞こえるのです。(つまり自分の音感が下がっているということ)
つまり、ドレミファソラシドと弾いているのに、レミファソラシドレにしか聴こえない。
これは(元)絶対音感もちにとっては、地獄の気持ち悪さ。
おええええ・・・!!
ものっっっすごく気持ち悪い!!!
助けてえぇぇぇぇ (←って自分が弾くのやめれwww)
絶対音感的な人々は、譜面よりも耳に頼って弾くもの。(特に子どもの頃はそのせいで譜面を読むのが苦手だったりする)
なのでもう、一体何を頼って弾いていいのやらという、生まれて初めての現象に陥った。
まるで超音波が出せず、暗闇が全くうまく飛べなくなったコウモリのよう・・・。
そんな!バカな!!
でも何度弾いても、押さえている音と聴こえている音がちぐはぐすぎて、結局その日最後までその違和感が消えることはなかった。
呆然として家に帰って、まさかと思いネットで調べてみると、予測検索ワードに・・・
・・・
(°д°)・・・
加齢、だと・・・
さらに、「発言小町」に、自分かと思うくらい似通った人たちのトピが立っていた。
しかも恐ろしいことに、このトピでは「トレーニングを再開すれば元どおりになりますよ!」とか言っている人がいねえwww
挙句の果てには、「ラフマニノフやリストも加齢による音感の狂いに苦しんでいたらしい」とか書いてる。
ひえええええ。
※とはいえ後日、同年代のずっと音楽に携わっている人に聞いたら、絶対音感は全く衰えていないとのこと。
加齢よりも、ブランクがあるかないかの方が密接に関わっている気がする。
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絶対音感もちの人へ。
なまじ絶対音感を持ってた人の音感が狂うと、思ったよりも、すごく苦痛です。
(てか、新感覚すぎる。ファを押さえていてもファと聴こえないおえ〜〜)
自分が絶対だと思っていた音は、自分の脳が作っていただけなのね。
このままだと気持ち悪いので(気づかなきゃよかった)、少しの間ピアノに触れてみて戻るかどうか、実験してみようと思う。
今や私、移動ド(相対音感)感覚。
(おしまい)
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それ、実はピアノの調律の方が半音上がってた、とか?したらめっちゃ気持ち悪い。
ちゃう、アプリでも確かめたけど、半音下がった移動ドになっていたのは自分の脳だった。まさにピアノの調律が半音上がってるような感覚です。想像すると気持ち悪いっしょ。