「古さ」に年齢は関係ない。古い部長とニュータイプ部長
昨今、人のタイプが「古いタイプ」と「順応できているタイプ」に明暗がくっきり分かれていると感じる。
あくまで人としてではなく、ビジネスマンとしての評価ですけど。
そして私の周囲にも「古いタイプ」とされる部長と、「今っぽいタイプ」とされる部長がいる。

本当に面白いくらい明暗分かれてます
先に断っておくと、Newタイプ部長とOldタイプ部長は、一概に人としてどちらが良い・悪いという話ではない。
ただ言えることは、Newタイプの方が今の時代の働き方によりマッチしているということだ。イコール、「今の子」とのマッチングが良いということ。
まずはNewタイプ部長の特徴をざっとご紹介。
- 50代
- さまざまな部署を担当した経験があり、フレキシブル
- 人をどう動かすかのメソッドを知識として学んでいる
- 情はあるが、必要以上に私情を入れない。悪く言えば少しドライ
- 会社の決定に従いつつも、その中で合理的に動く
- 必要以上に上の顔色は気にせず、情報を集約して人を動かす
Newタイプ部長は、一言で言えば「スマート」。
だから今の20代、30代の人たちは、話せば理解してもらえるし、情報を集約した上で的確なアドバイスをいただけるし、その方法が極めて合理的なので、ストンと腑に落ちる場面が多いらしい。

Newタイプ部長・・・古い日本企業には貴重な人材っす。
すこぶる20代〜30代の部下からの評判がいいし、部内の業績も良くなっている。
一方のOldタイプ部長ね。これがまた、面白いほど真逆。
- 50代
- 入社から変わらず一つの部署で30年経過
- まごころ営業からドロ臭く這い上がった
- 人情と根性、人としての愛嬌を買う
- 会社の方針には基本イエスマンだが、自我も捨てきれない中で物事を決定をする
- 上の人に可愛がられることで今のポジションを築いた
Oldタイプ部長は、一言で言えば・・・なんだ?「昭和」?笑
昭和というか、ステレオタイプなバブルっぽい人。
基本的には愛嬌とノリのある人なので、部下とコミュニケーションは取れている「ふう」なのだけれど、20代30代からは仕事はやりにくいと言われがち。

うーんこの
前のエントリーに書いた「お色気(=愛嬌)で誤魔化そうとする」ではないけれど、何かに忖度しすぎた合理的ではない仕事のやらせ方、理解のなさ、俺ルール、考えの刷新されなさは、今の子にはバカにされる要因になってしまっている。
ーーーーーー
自分もババアになっていくのだから、若い子たちにそう思われないように気をつけなければ、と恐ろしくなる。
けど、ふと思うとNew部長とOld部長は二人ともバブル世代。同い年だ。単に年齢だけで「古くなる」というわけではなさそうだ。
そう言えば、私の敬愛する60代70代の人たちはみんな絶えず新しく、誰よりも見ていてワクワクするもの。
<例1>Webの田中センセ(詳しくは過去のエントリー)
<例2>知り合いの社長ジイさん。70代。誰よりもスーパービジネスマン…
・・・やっぱり、古く感じるかどうかに、年齢は関係ないな。
やはり凝り固まらないためには、「一箇所(一つのこと)にとどまらないこと・絶えず何かしら自分をアップデートすること」がほんっとうに大事だと痛感。
クソババアにはなりたくない!
(おしまい)
応援クリックお願いします
にほんブログ村