お色気で世間を乗り切ってきた人

私はこう見えてもこれまでの人生、「お色気で乗り切ってきた」自覚がある。

 

えっ どこが?と思われるかもしれないが。

まぁ若い頃は水商売をしていたし、昼間の仕事でも重要な人に好かれるためにほんのりと色目を使ったことも、無くはないということ。

 

というか、なにも私に限ったことではなく、かなり多くの女性は多かれ少なかれその武器を使う「瞬間」があると思う。

 

「ちょっと甘えた声をだす」「涙を見せる」などの小さな瞬間も含めれば、その経験がまったくゼロの人の方が少ないのではないかしら。

最近は、なるべく無性別な感じでいたいなと思いますよ。キモいからね。

 

 

ーーーーー

 

仕事という場面で、女がお色気を使うとき。

 

それは、男が望んでいるからではない。(それもあるけど)

 

それは、女自身が、お色気に逃げる時なのだ。

なんていうか、ある意味一番楽なんですよね。

 

 

日本の社会では、男性だけが固まって、なにやらこ難しい話をしている時が未だにたくさんある。

 

真に実力のある頭のいい女性ならばきっと、男性だらけのお話にもついていけるのだろうけれど、私(や、その他のお色気に逃げる女性)レベルでは、そのうちまったく話についていけない瞬間がくる。

 

悔しいけれど自分の実力や地頭では、社会ではまったく歯が立たない・勝てないと悟る瞬間。

 

 

そんな時に、負けず嫌いの女が使うのが、お色気(または愛嬌)なのだ。

くらえお色気答弁

 

 

これは効果はてきめんで、あの頭のいい男性ですら態度を軟化してくれたりもする。

 

あんなに頭がよくて権力のある人が、私に夢中。(というほどでもないが)

 

なんて気持ちがいいんだ。(女にとっても麻薬です)

 

 

 

そう、お色気とは、女の支配欲なのだ。

お気をつけあそばせ。

 

 

だけど

 

時代は進み、今は、女性でも真の実力で活躍している頭のいい人がバンバン出てきている。

 

彼女たちは時代を切り開いたのだ。その頭の良さを武器にして。

友人ポリス子なんかは、頭の良さで出世している代表です。(いや色気がないと言っているわけでは)

 

 

まかり間違ってお色気や小手先の処世術で登りつめてしまうと、後が大変なのだ。(周りもな!)

 

時々政治の世界や実社会で「ああ、あの人、お色気も手伝って実力以上のところに置かれて、苦労してるんだな」と思う人を結構みかける・・・

 

 

 

現代では人の評価システムも透明化しつつあり、コンプライアンスも厳格化され、さらに真に実力のあるスマートな若い世代がぐんぐん出てきているので、お色気だけで権力を握るのは今後難しくなっていくだろう。

 

 

それとも、これからも、いにしえの力・「お色気」はまだまだ強いのか?

(まー、人間が人間である限りそれもあると思うが)

 

 

今後も目が離せない。

 

(おしまい)

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2件のフィードバック

  1. よるさんおもろ より:

    お色気戦法は 当事者間には有効なときありますが 客観的には見破られていることが多い気がします。

    当事者の一方の 大概 多かれ少なかれの権力者が 失脚 または 引退し その当事者関係が終焉を迎え 他者の評価が入ると 直ちに破綻 無力化し 裸ん坊にされがち と思いますが どのように分析されますか?

    • yoru_suzuki より:

      コメントありがとうございます。
      私の考えですと、おっしゃる通り、お色気のみで渡れるほど世間は甘くないし、周囲からは冷ややかに見られていることが多いと思います。
      だから寄生していた権力者が引退または失脚した時に、方向性を見失って破綻し、あっという間に真の実力を露呈して飛ばされた人を見たこともあります。
      とはいえ「お色気を使ってでものし上がりたい」という人の一番怖いところは、そのたくましさかもしれません。大概みなさんしぶといので…。

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