ムダに見えて必要な時間もある
<今日のエントリーは、新しいことを始めようとしている友人に贈ります>
なにごとも、「早く始める」って本当に大事だ。
バレエだったら幼少期から始めないとプロにはなかなかなれないし、仕事だって大学で専攻したことを生かしてその道でずっとやってきたプロフェッショナルには、ぽっと出の人間はかなわない。
と こ ろ が、
私の場合、40歳近くになって自然と「やってみたいな」と思うことが格段に増えた。
なんかね、20代と30代は、恋とおしゃれと、どうにか病まずに会社へ行くということでいっぱいいっぱいのうちに終わっちゃったのよね。
( ´_ゝ`)
で、落ち着いてきた30代後半で、やっと生産的な「やりたいこと」が増えてきたのだ。
例えば英会話もそうだし、結婚ももしかしたらその一環かも。
でもやはり、いざ40歳にして何かを始めると、落ち込むんですよ。
飲み込みも遅いし、周回遅れ感は否めないので「はぁ、20年遅かった。本当に自分は行動が遅い。」という具合に。
でもある時、友人であるマクベパイセン(女)が言ってくれたんです。
「でも、その助走はあなたに必要な時間だったのよ」
マクベパイセンは、現在40代後半。
彼女は難病をかかえつつも自分の興味のおもむくままスキルをコツコツ取得し、今年はシスコ認定資格(ネットワークエンジニア系の資格)にチャレンジするなど、人生これ学びだと公言している先輩だ。
「でもそれは必要な時間だったんだよ」
それは人にふと言われると、とっても救われる言葉だった。
だから、何もかも遅すぎるとか、自分は行動に移せないとか、そういうことで凹んでいる人に言いたい。
確かに、日本にいて普通にちんたら毎日を生きてきた私たちは、ただただ時間を垂れ流してきたような感覚に襲われるかもしれない。
時間が巻き戻せれば語学くらいは習得できたのになぁとか、若いうちからキャリアをしっかり考えて実績を積んでおけばよかったとか、何もないならせめて子どもくらい作っておけばよかったとか・・・
(↑全部俺だが)
でもまぁ、一見ムダに思える時間の中にも、やはり貴重な経験の積み重ねがあるものだ。
そしてそれは意外と人間を強くしなやかにする。
経験を積んだ人間がやる「新しいこと」というのも、また違った面白さがあることを最近は発見した。
なので、やりたいことを始めるまでに時間がかかってしまっている人、自分にもどかしく思っている人も、それは個人個人の必要な時間なのかもしれないよ。
ちなみに私、オセーーーと自分に突っ込みながらも語学学習やってますよ。
そしてそれは、私にとってはやはり今のタイミングなんだなぁと納得している。
(おしまい)
応援クリックお願いします。
にほんブログ村