若い世代の人たちは合理的でないものを嫌う
生まれた世代なんて関係ない!
私は私の道をいく!
などと思い、駆け抜けてきたつもりの私(40代)だが・・・
結局は、「生まれた世代」による色濃い特徴をかなり帯びた人生になっていることに気づく。
俺、就職氷河期世代のお手本のようになっている。(上の世代も下の世代も正規雇用で、私だけフリー)

ヒエー
そしてそれは私だけだったら私がダメ人間だからということになるが、残念ながら私だけではない。
周りを見渡してみると、例えば今の職場でも、私らの年次は正社員がゼロ。
2000年〜2003年くらい入社の人がいなく、そのあたりの年齢の人はいたとしても契約社員か派遣社員・・・。
そのためか、私たちの世代(今の40歳〜43歳くらい)の人間は、年齢のわりにはフワフワしていて、かつ、シニカルでペシミスト(悲観主義)が多い。
さらに、金にならない文化圏のニッチなものを好む傾向がある。
なのに、上の世代のオタクが選ばれた本物のオタクだったのに対して我々世代はマイルドなオタクが多く(サブカル)、かといってその時代はオタクに市民権があったわけでもなく、じつに中途半端。
なんか私・・・
選べるなら、この世代じゃない方がよかったナ・・・

ニッチがいけてる世代でした・・・そりゃ金稼げねえわ
それにしても、私たち世代以外も、どの世代もそれぞれ如実に特徴があるなと感じる。
私のちょい下の35〜40歳は、それほど考え方の違いは感じないが、私らよりはちゃんと就職していて、しっかりしている印象。
30〜34歳は、ゆとりとか言われつつも、結構しっかりスマートに仕事ができる人が多い印象。この辺りの世代から、デジタルネイティブだからかな。
そして25歳〜30歳、ひいては20代前半の子たちは、若いのに精神が成熟している!とびっくりさせられる。(それをさとり世代と言うのかな)
デジタルネイティブかつ、日本が貧乏になってからの子たちは地に足がついていて、総じて賢い。

20代は、若いのにバランスのいい人多し。
そう、今の20代〜30代の人々と社会でうまくやるための合言葉、それは「スマート」。
特に今の20代30代の人々とうまくやるには、合理性を欠いたことを言わないこと・やらせないこと=スマートな上司でいることが大事だと感じる。
そしてスマートな仕事の敵となるのは・・・もちろん!バブル世代である。

時代に合わないとはまさにこのこと
大企業では、まさに今、バブル世代が部長クラス。
夢は叶うと未だに思い込んでやまない、常にミラクルを信じて行動して(させて)いるバブル世代は・・・仕事では嫌われる傾向にある。(でもこの傾向の人々はあまりにポジティブなためまさか自分がそれとは思わない)
逆に50代以上でも、スマートさがあって合理性を欠いていない上司は、若い子に好まれ、頼られている。
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これからどんどん進んでいくと思われる世代ギャップ・・・
とにかく、若者は賢くて、総じて合理的で、(おいら達に比べたら)デキる。だから自分も常に学ばなければならないわ。
そしてせめて謙虚さだけは忘れずに行こうと思う。
それが、オールドスクール・バブル世代とニュースクール・デジタル世代に挟まれた俺たちミドルスクール・就職氷河期世代の・・・唯一できる・・・ことなのさ・・・(死)。
(おしまい)
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