妻の体調が悪いことに不機嫌になる夫、いませんか

「妻の体調が悪いと、なぜか夫が不機嫌になる」

 

よく聞く話だ。

 

 

原理は、簡単。

そういう男性は、自分の妻(お母さん役も同時に担う)には、常に元気でそばにいて欲しいからだ。

 

つまり逆に言うと、自分の妻にお母さん役を担わせない男だったら、かいがいしく世話こそすれど、不機嫌にはならないかもしれない。

 

 

 

不機嫌の理由はもう1つ。

自分の妻(お母さん役も同時に担う)の体にもし万が一のことがあったら、本気で向き合うほど強いメンタルを、その男性が持っていないから。

 

だから取り急ぎ、本件から逃げる。

「手伝いたくない」というより、直視するメンタルの強さがないのかも。

 

 

そういうタイプの男性はみなさん、口では割と大きいことを言うのが特徴。

 

「俺が何か体にいいもの、買ってくるからね」(言わずにやれ)

 

「今、俺にできることと言えば、働いて稼ぐことしかないさ(キリッ)」(わかったから声に出すな)

 

 

とか。 ( ´,_ゝ`)プッ

 

これらの言葉は、夫が「妻が不調で、なんか俺いごこち悪いなー」という何かしらのいたたまれなさや不安を感じている時に、あえて男性が言いがちなパティーン。

 

そんなこんなで、妻が風邪で寝込んだり病院通いになったりした時に、男性のほうがストレスを感じて、「総じて不機嫌になる」というわけだ。

 

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なんでこんな話をしているのかというと、友人のダンナさんがそういうタイプだという話を聞いて、イラっとしたからだ。笑

 

ちなみにうちの夫はそういうタイプとはまた違うが、やはり私の体調が悪い時の対応はトンチンカンw

いつも「俺がしっかりせねば…」と決意を新たにさせられる。

詳細は過去エントリーを見てね♡

 

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どこの家も、妻のピンチに夫の助けの手が「そこじゃねえんだよ」という方向になされ、ケンカや気持ちが冷める元になるというのは、あるある過ぎる話だが・・・

 

そんな男と女のボタンのかけちがいを見事に表現した場面を、大人気かつ最近Netflixでもアニメ化された名作漫画・「7seeds(セブンシーズ)」でも発見した。

 

 

コミックスの29巻、

場面は人類がほぼ滅亡した地球で、初めて出産をするカップルの喧嘩のシーン。

 

 

文明が滅亡し、医者も助産婦もいないところで産気づいた妻をひとり置いて、ちょっと外の様子を見てくるよ!とドロンしようとした男。

 

それに対して、妻の怒りと悲しみの咆哮のシーン!

(田村由美「7seeds(小学館)」29巻より)

 

(田村由美「7seeds(小学館)」29巻より)

 

 

・・・

 

さすが田村由美てんてー!

 

女性が「それやない」と男に思っているポイントを的確に表現している、全ての悲しみを知った女子たちうなずきまくりの名シーンですね。

 

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ま、女の側も、夫や彼氏がいつまでも風邪を長引かせてたりするとイラっとするので(ひでえ)、不機嫌になるのはお互いさまかもしれないが。

 

でも女性の場合は命をかけた出産などのイベントがあるから、よりシリアスである。

 

だからメンズたちに一言いいたい!

早期解決しようとばかりしなくていい、ただ向き合ってほしいよ。

 

 

(おしまい)

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