国際派女子がポカホンタス風メイクになる理由
先月パリやモロッコやスペインを旅してつくづく思ったこと、それは
西洋人、美しい・・・
ということ。
今更、造形のことを我々と比べてもどうしようもないのだが、本当に思ったのだから仕方ない。
街を行く普通の人々が、日本人の私から見ればみんな何かしらのモデルに見えた。
そして特にパリでは、女性たちが「ちゃんと自己主張のあるファッションやメイク」をしているのが印象的だった。
そして気づいた。
実は日本にいるとき、大して世間体を気にしないこの私でさえ、「男性をビビらせることのないコンサバさを持った、当たり障りがない、どこか可愛いげあるファッション」を心がける思想に自然とバイアスがかっているということ。
いや、普段は全くそんなの気にしたつもりはないのだけれど、日本に生まれて日本に生きている自分が、気づいたらそういう向きになっているのだから面白い。
海外に出て初めて思ったのだが、自分も含め、いかに日本の女性が無意識のうちに“平均的な女子ってまあ〜こんな感じかな”というファッションに染まっているということ。
そして日本人は、シュッとスタイリッシュなものより、ちょっとファンシーでフェミニンなものが好きだということ。
しかし海外にいると、「自分はそもそも、カワイく男に守られるよりも、凛とした強い大人の女性になりたかったのだ」という本来の自分が呼び覚まされ・・・
滞在中の私は、どんどんポカホンタス風メイクになっていった。
なるほどなるほど・・・!
アイラインをキュッと強く引くのって快感・・・!
これだけで、少しは強くておしゃれでかっこいい、国際的な女性になった気がするものだな。
こんまりが海外進出して、メイクを変えた気持ちもよくわかった。
白人社会ではポカホンタスが歓迎されることはこんまりメイクの変化からも証明することが可能 pic.twitter.com/GWGiDB7XuE
— シャイニング丸の内 (@shimaru365) September 30, 2019
ちなみに私個人的には、海外進出後メイクのこんまりの方が好きですよ。
そして・・・
日本に戻ってきて数日は海外風メイクを引きずったけれど、日本で生活しているうちに、やはり元の薄らぼんやりメイクに自然と戻った。
あぁ小日本\(^o^)/
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やはり自国にいると、知らぬ間に、
「周りと歩調を合わせて、このくらいの振る舞い(ファッション)をしたほうがいいかな」
と、誰だって自然になるものだ。
そしてそれは日本でうまくやっていくには良いことだ。
でも、時々外に出て見ると、思った以上に実は自分にストッパーをかけている部分がよくわかる。
時には解放して生きるのも悪くない。
やはり完全に外から自分をみる機会を持つことって大事です。
(おしまい)
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