マツコ・デラックスに活躍し続けて欲しい理由

最近、N国党首から絡まれているマツコ・デラックスさん。

選挙の時はまだ笑えていたけれど、なんかもうN国当たり屋のようで怖い〜。

ところで私はマツコ・デラックスさんが本当に好きなので、政治的な話や言論弾圧云々という観点ではなく、マツコさんが今後も変わらずあの芸風で活躍してくれることを望みます。

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私が初めてマツコさんを認識したのは、彼がブレイクする結構前だったと記憶しています。確か、2007年とか2008年くらい。

TVをほぼ見ない私にしては早かったと思う。

知ったきっかけは、知り合いのレアグルーヴ・レコードコレクターの男性が、

「コラムニストのマツコ・デラックスの発言が知りたいから「5時に夢中」を録画している。彼の発言の視点は他のコメンテーター達から一線を画している」

と言っていたから。

日本屈指のマニアックさを持つ知人（＝物事を深くディグる素養のある人）がそのように言っている人とは？と、興味が湧いたのです。

当時のマツコさんはまだ認知度もそれほど高くなく、それゆえ切れ味はすごいものがあり、中でも私が好きだと思ったのはその視点。

世の中の横暴なものに敏感で、他の人がモヤっとする（けど見逃してしまいがちな、うまく表現できない）ものに対して、見逃さずに鋭く切り込む。

でも人間は醜く迷うところが愛おしいというのが根底にあるから、実は他人に対しての許容量が半端ない。

一言でまとめると、思考力がずば抜けていて、言葉に力のある、感情がまともな人。

そんなん、もうほんと大好きになるよね。

コメンテーターの人って、自分を実力以上に見せようとして変に冷めたような発言が多くなったりするけど、実はマツコさんの発言にそういう類のものは無いのもいい。（呆れているものはあっても）

あとあれだけ頭がいいので基本は客観的で以外に常識的、かつ合理的にまとめた話をなさるのだけれど、最後は好き嫌いで言うところも気持ちがいい。

女子アナ大っ嫌いとか小泉進次郎大っ嫌いも、本当によく言ってくれたと思う〜

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お茶の間でブレイクしてからは、マツコさんは人気者の立場としてギリギリ人を傷つけない方法でかつエッジを攻める振舞いをしていたと思うのだけれど、ここへきてああいう絡まれ方、、、

N国の人は、短期間でターゲットした人々の注目を集めるプロなのでしょう…ターゲッティング含めてプロ…

でも、長年マツコさんにスカッとさせてもらってきた人間としては、こういうことで騒がないでいただきたいわ、本当に。

あれだけ売れっ子なのに、市民のまともな感性と謙虚さを保っていて、且つ舌鋒鋭い芸能人なんて、もうなかなか現れない。

（おしまい）