「縁」が続く買い物をするということ(結婚指輪編)
以前のエントリーでご紹介した、私の結婚指輪騒動。
(以前のエントリー)
欲しかったものが「割とみんな持ってる」と知ると欲しくなくなる不思議
あれからどうなったかというと…
結局、ブランドジュエリーではなくオーダーで作りました。
( ´,_ゝ`)プッ
別に、私がいいと思っていたブランド指輪を、友人プリ美が「あー、それね。結構持ってる人いるよね」と言ったからじゃ、なくってよ。(多分…)

うーんこの
そう、本当に結果的に、ハリーウィンストンやヴァンクリ、カルティエなどのブランドジュエリーにはしませんでした。(お値段的にできなかったって話もある)
理由はいくつかあります。
・極力シンプルなデザインのもので良かったので、ブランドである必要がなかった(ブランド特有のデザイン性が今回は必要なかった)
・そのぶん石や造りの質にこだわる方向が私には合っていた
・「この人から買いたい」と思えるジュエラーとの出会いがあった
そんな感じ。
友人の宝石王・プリ美も「ブランドにこだわるか、ノーブランドでそのぶん石をデカくするかの選択よね」と言っていたし…(えげつない)
(プリ美お嬢様はどちらも上手にお召しになられます)

特異な例は置いといて。
でも、私にとっては最後の「この人から買いたい」と思うジュエラーさんとの出会いがあったのが大きい。
今回指輪を買ったのは偶然見つけた個人経営の小さなジュエラーなのだけれど、とにかくそこのオーナー様が素敵で。
ジュエラーなのにギラギラしたところがなく、奇抜なところもなく、その知識の深さは大学教授と見まごうほど。。そしてオーセンティックなものをセンス良く、真面目に清潔に売っている印象の人…

個人商店にありがちな寂れた感は一切なし。
同じような額を落とすなら、こういう素敵な人との縁も付いてくる買い物がしたい!と思えた買い物は初めてでした。
考えてみれば、昔の商売って、そういう縁を大事にするのが当たり前の関係で成り立っていたのよね。
わたくしも年齢を重ねたことだし、これからは「人」にスポットを当てた買い物を増やしたいなー。
素敵な人は、素敵なものを売っている。これ間違いない。
それがゆくゆく自分にとっても良いものを運んでくるような気がした、指輪騒動でございました。
※ブランドジュエリーを否定しているわけではありません。できればそれも欲しいのよ( ´,_ゝ`)プッ
(おしまい)