10年前に転職していなかったらどうなっていたか<音楽業界編>
先日のエントリー<転職をしなかったら私の今はどうなっていたか?>の続き。
転職をしていなかったら。
前職場の今の状況から予測するに、
まず間違いなく私は、よくわからない浮いたポジションで飼い殺しをされていたことでしょう。
転職などを経て、本意でないことも受け入れる経験をした今であればそれも耐えられるかもしれないけれど、昔のままの自分だったら、環境や人を恨んでいたに違いないわ。
後輩にちまちま腹いせをしたり
怪文書を出したり
思い余って放火したり
してたかと思うとゾッとする〜。(しませんけど)
というのは冗談にしても、正直、前の会社に居続けることは私的にはあり得ない。
理由は下記↓
・業界自体がとても厳しい。業績は下がる一方で、全体的に重苦しい雰囲気が漂っている。(前職はレコード会社)
・苦しい業界に身を置くと、自分もしぼんでいく。生き残れる人は実力があるか、熱意を失わないか、鈍感力があるか、無能かのどれか。
私はどれでもなかった。
・大きな企業ではないのに、要職にものすごく使えない社員がどっしりと根を下ろしている。
・その人は絶対に辞めない。なぜなら無能だから。
音楽業界の「使えない人」はケタ違いに使えない。なぜならそもそも普通の会社よりもゆるい人々の集まりなので、その中で使えない人は一般的なそれよりも段違い平行棒。
・社長がかなりワンマン。ワンマンでも人が付いてくる人もいるが、現社長にそれほどの実力はない。(つまりデキる人から離れている現状)
・男尊女卑が根強く、未だに女性が意見を言いづらい社風である

音楽業界は年寄りには向かない業界です(きっぱり)
などなど。(何だか悪口のようになってしまったわ)
こうなってくると「転職のある人生がいいか、ない人生がいいか」という問題ではなく、「ブラック企業でやり甲斐搾取にあっている人は早く逃げて」という話にもなりますが。
まあつまり、私の場合は
・30歳で転職を決断して本当によかった
・今も前の職場にいたら、肩たたきにあっていた可能性大
・転職は成長が止まった自分を成長させる一番のイベント
と言えるでしょう。
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でもねー、よく世間で言われる「新卒カード」がどれだけ有効か=安定的に稼げるかというのも、大企業で中途で働いてみてよーく分かりましたよ。
なので、大企業に新卒で入って、まずまず順調にステップアップしてきた人などは、むしろその環境は大切になさってくださいね。
( ´_ゝ`)
それでも全てが嫌になってしまったら・・・
そん時ゃそん時です。(やっちゃえ、転職)
(おしまい)