大原麗子「家庭に男が二人いた」
女優の大原麗子さんが亡くなって10年らしいですね。
10年前、このニュースを見た同僚のおじさんが「大原麗子・・・あんな美しい人が孤独死だなんて、俺に一言いってくれれば支えたのに」と冗談で言っていたのを思い出しました。(おこがましい)
つまり大原麗子といえば、タダでも、いえ金をもらってでも面倒を見たいと一般男性に思わせるほど、一世を風靡した女優だったんですね。
でも実際は、周囲の人々が離れていった末の孤独死。
出てくるエピソードも、「大原からの一方的な長電話に苦しめられた」などが飛び出す、今でいうメンヘラ。
残した名言は「家庭に男が二人いた」。(離婚会見にて)
(^ω^)・・・
麗子・・・あんた・・・
病気やメンタル、介護問題、ジェットコースターのように安定しない生活、その他かなりぶっ飛んだ人だったようですね。
ただ、二度目の離婚の理由を
「私にとって仕事は生きがい。仕事を辞めてほしいと思っている夫に我慢をさせてしまった。(離婚は)私の甘えとわがままです」
のように説明していたのを聞くと、もう少し彼女が、時代が遅く生まれていればなぁ、と切なくなってしまう。
現代ならば、かなり多様性が認められてきたから、家庭に男(主人)が2人いるのも全然普通なのに。
麗子さんじゃなくとも、60代の女性と話すと、20〜30年前に「自分のやりたいこと」を突き通した女性がいかに変態扱いを受けてきたかを度々耳にする・・・
女性のほぼ全員が、遅くとも27歳までに結婚していたのだと。
麗子さんには悪いけど、私は、この部分だけは今の時代に生まれてラッキーだったなと思います。
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先日TV放映された大原麗子さん特番の内容に、「死後に過去を暴露するなんて」と批判が多かったらしいけれど、
人生の光と影、落ちぶれていく様、死してなお目を覆いたくなる部分すらドラマにされることも含めて女優らしい。
だから、これもまさに「女優!女優!女優!」ってことで、天国の大原さんは許してくれている・・・気もする。
(と都合よく解釈する他ない)
(おしまい)
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