ドラッグと音楽人、そしてその妻の話
巷ではピエール瀧関連の話題が絶えない今日この頃・・・
違法なブツと親和性のある音楽シーンや音楽人は、正直、世の中に一定数存在している現実。
(以下の話はフィクションとして聞いてね)
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知人Aは、音楽業界の人。
そして、わりと最近までそういったモノでヒャッハーしていたお人です。(ダメ絶対)
しかし最近「すっぱりやめた」というので、なんでまた今?と聞いてみたらば・・・
去年末、ヒャッハー中に大ケガをしてしまったとのこと。
なるほど、痛い思いして懲りたのね〜、死ぬ前で良かった、神様がもうその辺にしておけって言ったんだよ、と話を収めようとしたところ、
「いや、そうじゃない」と知人A。
ケガをした時に、奥さんに「ケガをしたから迎えにきて」と電話をすると・・・
奥さんは家宅捜索に備え、家の中にある全てのブツを一つ残らず処分してから現場に現れたそうな。
(・A・) ・・・
凄い。
まるでウシジマくんみたいな嫁だな!
もちろん知人Aは、奥さんにブツの隠し場所はおろか、自分がそういうモノをたしなんでいることも一言も言っていなかったという。
でも全部バレてた。
俺はヨメの手の中だ、手の平の中すぎる、と畏敬の念を持った知人Aだった。
こうして、数十万?百万?のブツを強制処分され、晴れてまっさらな身体にならざるを得なかった知人A、良かったね。
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実際、本当にここには書ききれない数々のエピソードのある凄すぎる奥様で。
人間、生きていくならあの逞しさ、肝のすわり方、仏のような達観ぷりをゲットできれば怖いものは無い・・・
ほんの少しでも垢を煎じて飲みたいものだわ。
(おしまい)