「女優ってのは、化け物よ、普通じゃないわ」by江波杏子
ショーケンが亡くなったので、ショーケンと過去に交際が噂された女性を見ていたら、往年の女優・江波杏子さんの名前が。

若い頃は迫力のある悪女役が多いです
(タイトルはこちらの記事から引用:「女優は化け物」生涯独身を貫いた女優・江波杏子さんが語った恋愛の価値観)
若い世代の人は、江波杏子と言われてもピンと来ないですよね。
私も実際あまりよく知らなかったのだが、(そして書くのも恥ずかしいのだが)私は一度だけ「江波杏子に似ている」と言われたことがあり、、、そこから何となく気になって知りました。
(実際には、あのような日本人離れした美人には私は全く似ていません。私は顔立ちが薄いので、その時のメイクと髪型によって“似てる”と言われる人が全然違う。)
生涯独身を貫いた江波さんの言葉、
「パートナーはほしい!でも面倒くさいわね。はっきり言って自分の“さみしいわ、こういう時に誰かいてくれたらいいな”と思うときだけいてくれればいいけど…」
わかりみ深い(´・ω・`)
そして、
「好きになったり、別れるということは、そこに不幸があったり悲しみがあったりするわけでしょ。それは私たちの場合、悲しいかな、全部“栄養”にしていただいているの。業の深い職業だと思いますよ。職業と言うなら。
そして、それを芝居に使用するわよね。その時の感覚を。そういうものなのよ、女優ってのは。化け物よ、普通じゃないわ」
一言でいえばストイックというべきか。
女優ってのは、化け物・・・
普通じゃない・・・
女優や作家は、人間の業をえぐって炙ってこねくり回して形にする「普通に幸せな人」にはできない職業なんですよね、本来は。
「本来は」と言ったのは、今は「女優業も子育ても楽しんで、二足のわらじです」というハイブリッド型の人もたくさんいるから。
そして今は、女優さんもママ感あった方が親近感がでたり、社会もそれ(子育てと仕事の両立)を推し進めているし、そっちの方がトレンド感ありますね。

もはやキャリアだけでは認められない社会
私はどちらかというとマルチタスクが苦手な、のめり込んだらそればっかになる凝り性タイプなので・・・
江波杏子タイプだな。(昭和や)
( ´_ゝ`)
ともあれ大女優や作家、時代を駆け抜けた一人の人間の言葉には、人生の深みが凝縮されてますね。
(おしまい)