わたしの仕事の相棒、いったんフィナーレ

この7年間、わたしには「相棒」がいた。

 

同じクライアントに取り組み、同じ売り上げ目標に向かってタッグを組んでいた文字通り本物の「相棒」が。

 

この人。

何度か登場している営業担当・プリ美です。

 

 

なぜ過去形なのかというと、この度、プリ美が部署異動することになった。

 

(プリ美は先日昇進したから、その関係の異動ということで栄転です)

 

 

寂しがってはいられないのだけれど、

 

寂しいわ寂しいわ寂しいわ。

 

ーーーーー

 

 

プリ美との出会いは、わたしもフリーとして働き出してほやほや、プリ美も初の営業職としてデビューした年。

 

礼儀正しくめちゃくちゃハキハキしていて、若いのになんかバブリーな子だなという印象。

出会い編。きちんと仕込まれたお金持ちのお嬢様、という印象。

 

 

しばらく付き合っていくと、プリ美はただの可愛らしいお嬢さんではないことに気づいた。

 

何かと猛烈な人であった。

 

 

出先で先輩営業に腹を立て、その場できびすを返して帰ってきたり・・・

新人時代に、ですよ。あれは笑った

 

 

先輩営業が「割れない皿」のデモンストレーションをする役だったのにまごまごしていたら、皿をかすめ取って床に叩きつけたり・・・

せっかちで待てないプリ美がお皿を床に叩きつけたwww

 

 

失敗すると、文字通りギャン泣きしたり・・・

今日び、素直にギャン泣きできる人は尊い。こういうところが可愛い。

 

 

・・・おもしろネタだけ書いていくとだたの野生児のようだが、仕事のポテンシャルは半端なかった。

 

 

 

2人で新規開拓して1〜2年目は、慣れない仕事で毎晩遅くなり、あの頃は毎日一緒に夜ご飯食べてたっけ(彼氏か)。

毎日余計なことを考える暇がなく、それは幸せなことだった。

 

ご飯食べてまた仕事。楽しかったな〜。

 

 

プリ美との仕事が回り出す前、わたしは前職での失敗もあり、仕事に対して「無欲」な時期だった。

 

「働けてるだけありがたい」と淡々とやっている日々を、「・・・楽しい!!!」という鮮やかな原色に染めてくれたのが、いきなり現れたプリ美だったのだ。

 

 

 

いつしか完全に2人は阿吽の呼吸となり、、、最近では、「会わなくても言葉を交わさなくても仕事が回せてる状態」という最終形態になっていた。

もはや古女房のよう

 

 

 

でも、毎年こなれた安定した仕事をしているだけでは会社はだんだん評価してくれなくなってくるし、プリ美の年齢的にも立場的にも、さらに総合力をつけろという会社の判断なのだろうと思う。

 

 

これまで積み上げてきた売り上げや関係に執着はしないけれど、積み上げてきたものを人に明け渡すのは一瞬なので、あっけなさや切なさは感じる。

 

けれど、

 

1つのやり方を極め、そこから一旦離れてみたとき、新しいものがやってくる。

 

それ自体は少し楽しみ。

 

 

それなりに長く生きてくると、こんなことは失ううちには入らないので。

 

 

今後はまた、また違った新しいリレーションシップを築けたらいいと思う。

 

そして・・・ズッ友だよ☆

 

(おしまい)

 

 

プリ美が登場する過去のエントリーはこちら

スピードは、どんなものより強みになるときがある

昇格試験は顔なじみとの蹴落としあい?

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1件の返信

  1. スンリ より:

    久し振りに開いたらこれ!
    運命!
    素晴らしい友達、そして、きっとこれからも相棒ですよ!!

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