びっくりするほどダメな企画書の特徴
私は仕事柄、いろいろな企画書を目にします。
その中で、時々びっくりするほどダメな企画書を目にすることもある。

人のことは言えないが、下には下がある
でも、どんなにダメな企画書でも、企画書というものは何もないより「書いて提案したもの勝ち」な部分もある。
なぜなら意味不明な図と文字が躍っている企画書でも、プレゼンターが堂々と言い切れば、その場は「あ、まあ、よくわからんけど、なるほどなるほど」で終わることもよくあるから。

ぜんぜん意味わからんけど関わりたくないから黙っとこの図
そして私はいつしか自分が、
ダメな企画書コレクターになっていることに気づいた。
ちなみに、わたしが言っている「ダメな企画書」というのは、「アイディアはいいが予算繰りが甘くて流れた」とか「文字が多くて読みづらい」とかそういうハイレベルのものではない。
もっともっと、すごいレベルでダメなもの。
ダメな中にも宇宙を感じるものである。
たとえば・・・
中身のない糸井重里ふう。
特に、今のアラフィフ世代のクリエイティブ職は全員糸井重里めざしていたという話もあり、多い。
イメージを共有する必要がある時はポエムチックが有効な時もあるが、終始それだと概念的になりすぎて頭に入ってこない。
単純に無意味な時も多い。
次に、
矢印がまったく矢印ってない系。

お前の中では矢印なんだろうけども。
さらに、
図を使っているのに、中身がなさすぎる系。
そして、
いろいろ次元の違うものが同列で語られちゃってる系。(宇宙)

なるほどなるほど…って、そこに生命が同列で!?
などなど、枚挙にいとまがない。
ダメな企画書は、出されるとまず、腹がたつ。
こんなものよく人に出そうと思えたなと。
ダメな企画書に共通する点としては、一人よがりなことだと思う。
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でも、持ち帰って「クワー」とか言いながらずっと眺めているのは、完璧な企画書よりもむしろダメ企画書の方だ。
ということで、今後もコツコツとダメな企画書コレクションを続けようと思います。(性格悪い)
(おしまい)