社内政治で実務がうわの空な人々【人事異動の時期】
人事異動の季節。
この時期の恒例として、特に部長やリーダー職の人々が実務以外のことでソワソワしており、全体としてとても仕事効率が落ちる。
でもきっと彼らは、ただソワソワしているわけじゃないはず。
会社の業績と私たちのより良い雇用を守るために、情報収集に明け暮れて戦ってくれているの。
と、思っていた時期が私にもありました。
( ´,_ゝ`)プッ
他の会社は知らないけれど、うちのような古い体質の大企業ではこの時期、部長連中のイス取りゲーム大合戦と化します。
それはもう目も当てられないくらい醜いものです。
もちろん彼らには「今期はこう変えるべき」「このようなビジョンで」など変革に当たっては合理的な理由があり、それは別段、荒唐無稽なものではない。
より良い(と思われる)未来へ向かっての決定・・・
を兼ねている部分もあるってだけで、彼らはこの時びっくりするほど自分のことしか考えていないことが多いです。
とにかく。
日本の古い大企業は、この時期の1か月間はおじさん達(うちは部長職以上は男性がほとんど)は気もそぞろで、毎年部下たちが呆れて困っているのを良く見かける。
1年に毎年1ヶ月も、確実に仕事効率が落ちる時期があるのはあほらしい極み。
だけどこのおじさん達は、この1ヶ月を社内政治に奔走することで、少なくとも得をしていると実感しているからそうしているわけで。
結果が出ているということはこの会社では「正解」の行動ということになるのよね。
どんな世界でも、結果は常に正しい・・・
ならばこの醜さも受け入れて、なりふり構わずやった者勝ち。
それは分かっていても、、、ね〜。
どうしても、冷めて見ちゃうわ。
こういう自分勝手な権力闘争も、そのうち古くなる時代は来るのかしら。まだ想像がつかない。
※すべての社内政治を否定しているわけではないので悪しからず
※自分がどうしたいかをアピールするのは大事
(おしまい)