インテリア雑貨界の流行はゆるく変わっていく 北欧、フランス、モロッカン
仕事柄、アパレル業界のことはそれほど追わないが、インテリアやファブリック、生活雑貨業界とはわりと近しくしています。
ここ数年はずっと北欧ベースが流行ですね。
そして北欧は北欧でも、ここ数年は少し変化が。
ちょっと前に日本でウケていた北欧は、マリメッコのウニッコに代表されるような、どちらかというと可愛い色柄ものだったが・・・
最近は、シンプル路線の無地〜直線的な幾何学をデザインしたものに移りつつある。
日本のものづくりブームも、相変わらず熱い。
ていねいな暮らし的なあれです。
このあたりは北欧とも相性がいいから、共存共栄している感じ。
そうそう、ちょっと前まではラデュレ率いるおフランス・パリ勢の勢いがすごかった。
一時期マカロンとエッフェル塔だらけでフランス軍に乗っ取られるかと思ったよ。
このラデュレ全盛も結構長く続きましたよね。
あまりに長いこと大人気だったから、あのフランスの甘いロマンティックな世界観がスタンダードに!?と思っていたが、さすがにあれだけ流行すると、現在はやや「去った感」が少し出ちゃうかな。
で、今、早い人たちから人気が広がっているのが中東〜アフリカテイストのもの。
ペルシャのギャッベやモロッコのベニワレンなど。くすんだ独特のカラーとちょっと不完全なバランス感がたまらなく新鮮に見える。
マンネリ打破の急先鋒(?)として、アフリカンテキスタイルも局所的に人気。
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個人的には大好きなテイストだから嬉しい!
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ちなみにわたくしの憧れは、いつか泊まったインドのハヴェリ(宮殿)テイスト。
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・・・まあでもこれをやるには日本では無理ですね。まず宮殿を購入しないことには。
ということでこちらは目の保養です。
日本の住宅事情の現実と照らし合わせると、やはりシンプルめな北欧テイスト&日本テイストが自ずと「取り入れ易くて」「美しい」ライフスタイルの王道ということで、もう少し続きそうですね。
(おしまい)