うつになりやすい人・なりにくい人(身近な人の例)

 

世の中には、うつになりやすい人となりにくい人がいる。

 

でもその因子となるものは、色々ある。

 

・遺伝的に。

・性格、思考回路的に。

・環境的に。

 

 

 

仕事やプライベートでのっぴきならない状況というのは、誰にでも起こり得るけれど、

 

素人目にみても「あんた、逃げ遅れるよ・・・」と思うタイプと、「あんたは逃げ足早いからまあ大丈夫」と思うタイプがいる。

 

 

簡単にいうと、

 

逃げ遅れるタイプ=うつに注意

逃げ足早いタイプ=うつにはなりにくい

 

と言える。(乱暴だけど)

 

 

例えば、何度かこのブログに出てきている友人・ほん子。

 

鈍足タイプの代表選手です。

 

 

何かを決断する時、ぜーーんぶ選択肢をじっくり見て、熟考して、それでも選択できなくてやがて選択肢が消え去った時に自然に残った道にしか行けない、かなりのビビリちゃん。

 

俗に言う、石橋を叩きまくっても渡らないし、そうこうしているうちに石橋自体が天災などで無くなるタイプ。

 

 

ただ、ほん子の場合、普段が温和なので「こいつはもう限界だな」「この子はデリケートだから」と上司が判断しにくいんです。

 

性格が大らかで朗らかで、許容量がある・・・

だから、上からしたら「使いやすい部下」でもあるんですよ。

 

でも実際は、自分でも気づかないうちにタンクに「我慢」を溜めてるタイプだったのです。

 

 

 

んで、体ぶっ壊れてるのにまだ逃げようとしないの。

 

何??なんのコント??やめりゃええやんwwwと端から見ている達観BBAは思いますけど、本人はそうもいかないのです。

 

 

 

 

 

このあたりは性格なので、加齢や経験でうまくコントロールできるようになるでしょう。

 

その不要な(自分を痛めつけてなお気づかないほどの)責任感とビビリ癖が和らぐのを待つしかない。

 

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一方、うつになりにくい代表選手には、このブログに何回か登場している友人・プリ美。(プリ美の話はこちら→スピードはどんなものより強みになる時がある

 

俊足の代表選手です。(見切りが早いタイプ)

 

 

 

 

しかし、細かいことは気にせず前に突き進む代表選手・・・かと思いきや、プリ美はかなりデリケートなたちだ。

 

上長からしたら、何でもやってくれて許容してくれる、いわゆる「使いやすい部下」タイプではない。

プリ美は人にも他人にも厳しく、壊れやすいガラスの部分もある。

 

 

でもプリ美は、「うつ病」「うつ状態」にはなりにくいタイプだと思う。(つまり「繊細かどうか」がうつに直結しないという一例)

 

 

なぜならプリ美は、ものすごく白黒がはっきりしている。

 

しすぎている。曖昧な状況のまま置くことがない。

 

(うつ状態というのは、もやもやと答えのない中にずっといると起こるものだ)

 

すべてはシンプル。

 

 

 

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そんな彼女が健康診断でストレスチェックを受けたときのこと。

 

結果として「あなたはうつ病予備軍。ちゃんとした診断を受けろ」と言われた。

 

 

 

えっ、大丈夫?

 

詳しく話を聞いてみると、どうやらこれも彼女の「白黒はっきり」「思い立ったらすぐに意思表示」な性格が出ているようだった。

 

 

ストレスチェックを受けた時はたまたま仕事で腹の立つことがあり・・・その時の気分をそのまま書いたという。

 

 

 

(・A・)・・・

 

そして日本人はわりと「ややそう思う」や「必ずしも当てはまらない」という選択肢を選びがちだが、プリ美には「マ ジ で Y E S」「マ ジ で N O」しかないのだ。

 

 

うん、その時すぐに意思表示できるのは才能だし、この足の速さで「うつのトリガー」からは逃げられるタイプだな・・・と深く納得できた事件でございました。

 

 

あんたうつとか無縁だよ・・・

 

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ということで、私の周囲で両極の例をご紹介しました。

 

ため込んでしまう性格の人、逃げ遅れそうな人は、まずは自覚から!!

 

(おしまい)

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