誰のことも信じないし、信じるということ自体がわからない人

表向きは丁寧でやさしげな清潔感ある営業マンがいた。

 

大企業に長く勤めていられる社交性があり、表面上はとても腰が低くていい人・・・

 

 

実はこの人、こんなナリして、控えめに言ってもかなり外道だった。

 

彼の卑劣な行いを簡単にいうと、彼は上司に自分がいい顔をするために、部下を売って売って売りまくっていた。

見た目や態度とかけ離れているためタチが悪い

 

それで病気になった部下もいる。それでも彼は部下のせいにし続ける人だった。

 

 

 

 

 

でもどんなにキレイな仮面を被り続けていても、長年勤めていれば、まあどんなヤツかなんてばれるものだ。

 

 

つまり周りからはもうすでに化けの皮が剥がされているのに、彼はそれでも表向きは自分だけは汚れないようにアピール、工作し続けていた。

悪気があるとかないとかでなく、もう病気。

周囲からは総スカン状態でも止まらない

 

 

それで。

 

不思議なのは、私が彼のことをキライだと今でも思えないこと。

私は、外面がよくて中身のない男が大嫌いなのに。

 

 

私は、彼の仕事人としての立ち振る舞いは最悪だな、と思っているにも関わらず、人間として彼を大っ嫌いにはなっていない・・・

 

多分、頭ではコイツは最悪だぞ、関わっちゃいかんぞと分かってはいるのだけれど、「生理的にイヤだ」とはどうしても感知できないのだ。

 

卑劣な人間に対する私のセンサーの鋭さはかなりの定評があるのだが、そのセンサーを彼は事実上かいくぐっている・・・

人に嫌われないように振る舞う天才

 

 

それくらい彼の「人を(表向き)不愉快にさせない技術」が凄すぎるのか?とにかくこの点だけは、関心に値するのだ。

 

そういうわけで、今でも彼の行いは最低だったなと思っても、彼のことをキライだとはあまり思わない。思いたいのに思えない。

 

彼の才能だと思う。

 

ーーーーーー

 

 

そんな彼だが、結局は「仮面を被りきれずに」辞めていくことになった。

 

「ナチュラルに人を信じていない」がゆえに、「やすやすと息をするように人を売ってしまう」彼の性格が災った結果だったと思う。

 

 

 

なぜこの話をつらつら書くのかというと、彼を見ていて、つくづく「人間などわからない」と思ったから。

 

 

人間観察が趣味の自分であっても、また彼のような人に出会った時に「こいつはヤバい」と見破る自信はまったくない。

 

 

いろんな人がいて、見た目や態度がいい人にほど人は騙されやすい、というケーススタディになるお話。

 

(続く)

 

続きはこちら→誰のことも信じないし、信じるということ自体がわからない人2

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2件のフィードバック

  1. 鈴木忍 より:

    だいたいの政治家はこういう人なので、私は過大評価しtな方が良いと思うな。

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