<うつ日記>絶対に手放したくないと思っているもの程、手放す練習をしてみる
仕事でメンタル&体調を壊してしまった友人がいる。
働くことが大好きだったほん子。
家族もいない1人の部屋に毎日1日中いることが、どれだけ苦しいことかと思う。
私はある提案をした。
うつの人に大事な決断を迫ってはいけないのは知りつつ、治すための環境をできるだけ整えるのは大事だ。
もう一つ、仕事をばっさりと辞めることも選択の一つだが、休職していて傷病手当が毎月幾ばくか出ているので、これは取りあえずは今は考えない。
しかしほん子的には、あくまで現状から一歩も動けないようだった。
結果、誰がどう見ても1番苦しいであろう「現状」に留まり続けることになる。
もちろん、「正常な判断ができない時に決断しないほうがいい」これは事実。そしてメンタルの療養には焦りは禁物なのも。
でも、そんな中でも、やはり腰を据えて治療ができる環境を整えるのは絶対に大事。
そのためには、ほんの少しの決断はしてもいいのではないか?
それも「本人が1番やりたくない」方向が正解だったりもする。
どうか、「思い切る」までいかなくとも、ふっと違う方向に行く準備(つまり、今ふんばって守ってるものを手放す準備)をしてくれれば、と思う。
大丈夫、絶対に良くなるから焦らずに行こう。
(おしまい)